スズキはハスラーの次期コンセプト(ほぼ市販型)を出品
映像は東京モーターショー2019のスズキブースで出品されたハスラーコンセプトです。
コンセプトと言いながらも、ほぼ市販型。ショーモデル向けの専用装飾やカラーリングが施されている可能性はあるが、基本的には、ほとんどこのままで販売されることが想定される。
エクステリアの第一印象は、従来型からのキープコンセプト。一見するとどこが新しくなったのかわかりにくいが、従来型は全体的に丸みのあるボディ形状であった。新型は直線的、スクウェアなラインが多くなり、よりSUVらしい無骨さ、道具感が表現された。
ルーフ長さが延長されているのも、サイドからのシルエットで大きな変化である。従来型モデルには無かったリアクォーターウィンドウが新型ハスラーには装備された。
ハスラーのエクステリアは概ね先代型のキープコンセプト、中身は最新型へ
ボディ骨格など中身はハーテクト世代の最新型プラットフォームになりそう。2014年発売のハスラーシリーズはタイミング的にハーテクト採用が遅れたが、ようやく採用ということになる。
ボディサイズでは、ホイールベースが従来型から35mm延長の2460mmとなる。
全高は15mmアップの1680mm。
このあたりの寸法の違いは、後席居住性に効いてくる。リアシートは軽自動車らしい小ぶりなサイズながらもニースペースには余裕がある。
そして、リアシートは従来型から引き続きスライド機構採用でラゲッジの拡大が可能。もちろん分割可倒式で、フラットな荷室となる。ラゲッジ部は汚れを落としやすいプラスチックパーツで覆われている。
ハスラーコンセプトのパワートレインは、直列3気筒 NAと直列3気筒 ターボがラインナップされる。いずれもマイルドハイブリッドの4WD仕様でトランスミッションはCVTとなる。
市販化の段階では、FF仕様あるいは、NAコンベンショナルエンジンを搭載した低価格モデルのラインナップも期待される。
発売スケジュールは、12月下旬の正式発表。翌年2020年1月にも発売日を迎えることになる。
ハスラーシリーズは販売期間約6年で二代目へとフルモデルチェンジとなる。